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サマサマニュース第７０号
２００５年２月２２日　
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２月１８日、FTSN（フェトレード学生ネットワーク）関西主催のイベント「Ｃｏｍ〜
ともに」に参加して来ました。金曜日の雨の夜、という悪条件にもかかわらず、１５
０名を越える参加者がありました。フェアトレードの衣服を使ったファッション
ショー、フェアトレード紅茶・コーヒーの提供、また私が参加したパネルディスカッ
ションなど、最後まで多くの方がしっかり聞いていただきました。今後この若い人た
ちの「フェアトレード」への関心と意欲を、継続させていただく為に、ＦＴＳＮと力
を入れていきたいと思います。（小吹）
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目次
□スリランカ被災者支援関係１・２・３（ＮＧＯサマサマから）
□スリランカ入荷しました
□フェアトレード・フェスタ
□ビルマ軍政は、なぜ津波情報の事実を公表しないのか？
□緊迫するネパール情勢
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■スリランカ被災者支援・１■
サマサマの取引先が行なってい
る救援活動《かんばれランカ》に対し、年末年始からたくさんの方々のご協力をいた
だきました。前回ご報告した後も、下記の方々からご協力いただきました。ありがと
うございました。

岡本眞理子、伊原吉之助、亀井由美、日本基督教団兵庫教区被災者生活支援・長田セ
ンター、只野博之、山口毅、高瀬稔彦、林加奈子、日阪敏春、澤田賢司、丸栄子、野
村芙美子、鈴木真奈美、花のたかや、安田一則、西宮公同教会、宮郷素子、本城智
子、船越啓子、藤原克彦、山本幸美、守屋ます（敬称略・到着順２００５年２月２２
日現在）募金累計：９１５，３８５円　
（募金依頼と第２報はサマサマのホームページに掲載しておりますので、ご覧下さ
い。）

■スリランカ被災者支援・２■
　スリランカで支援活動しているサマサマの提携先の田村さんから、その後の報告が
ありました。

1月の中旬に、モラトゥワ・パーナドゥラ地方の避難所4箇所の子供たち200名を対象
に採寸をしました。その後裁縫をして文房具を購入し、1月末から2月初めにかけて配
布しました。配布時点で採寸した子供たちのうち約70％はまだ避難所で暮らしてお
り、30％は親戚や友人などの家に身を寄せていました。
避難所の子供たちには家族が集まる夕刻に避難所で配布し、避難所を出た子供たちに
は学校や住居を訪問して支給し、200名すべての子供たちへの支給が終了しました。
制服や文房具をもらった子供たちのうれしそうな様子!! 特に新一年生は真っ白な制
服を初めて着るのにドキドキしていたようです。
とりあえず、皆様のおかげで、モラトゥワ・パーナドゥラ地方での復学活動を成功す
ることができました。
多くの皆様が協力してくださったおかげでまだ予算がありますので、今後は、被災者
の経済活動や、劣悪の学習環境の中で復学した被災家庭のこどもたちがドロップアウ
トしないよう、ニーズを見極めて支援を続けていきたいと考えています。
詳しい報告と写真は、http://freett.com/koalaoyaji/tsunami3.htm　を参照下さ
い。

■スリランカ被災者支援報告■
　サマサマ・スタッフの中野卓磨が、スリランカから帰国しました。今回は、２００
３年に彼が参加したＹＭＣＡのピースキャンプの子どもの参加者の安否を確かめに行
く旅でした。東部はコロンボから遠いため、まだまだ援助の手が届いていないとのこ
と。帰りにコロンボで上記田村さんとお会いし、お話を聞きました。サマサマ製品の
生産者達は、幸い内陸部に住んでいたおかげで、被災を免れました。
詳しくは近日中に、サマサマのホームページに掲載します。

■スリランカ新入荷■
　スリランカから戻ったスタッフが、昨年注文していた商品を一部持ち帰りました。
しばらく在庫切れでご迷惑をお掛けしていた分です。サマサマのホームページに写真
を掲載しましたので、ご参照下さい。以前と色パターンが変わっています
なお、サマサマが扱う木工製品は、すべてゴムの廃材を利用、無害な塗料を使ってい
ます。

05250001 ペラヘラぞうさん　　　　　　　　　　　 ￥8００　人気商品です。　　
　　　　　　サイズ高さ7.5cm長さ10cm　
　　　　　　スリランカの代表的な「ペラヘラ祭」に出るカラフルな木彫りの象。
05282003　パズル　やまあらし　　　　　　　　　　￥８００
05282004　パズル　ぞう　　　　　　　　　　　　￥８００　新色です
05282005　パズル　かば　　　　　　　　　　　　￥８００　新色です
05209891　けんだま　　　　　　　　　　　　　　　￥７００
　　　　　　パステルカラーが可愛いヤツ。けんだま愛好家には、根強い人気があり
ます。

■フェアトレード・フェスタ■
　３月１９日２０日に開催される、史上最大のフェアトレードのイベント、「フェア
トレード・フェスタ」の参加締め切りは、３月９日になっています。基調講演・パネ
ルデスカッション・分科会・ワークショップなど、７つの催しへの参加は無料です
が、事前申込みが必要になっていますので、早めに申し込まれる事をお勧めします。
詳しくは、大阪国際交流センターhttp://www.ih-osaka.or.jp/event/ft.htm　まで。

■ビルマ軍政は、なぜ津波情報の事実を公表しないのか？■
　ビルマ政府は２月５日、死者６４人、負傷者５６人、２９ケ村が破壊され、３４６
０人が住居を失ったとの数字を発表しました。政府は自然災害の被害を、日頃からほ
とんど発表しませんし、外国の援助団体や国際機関の調査にも非協力的です。そのた
め当初はこの数字に疑義が持たれていましたが、地形データの解析結果や援助団体の
調査結果によれば、ビルマ国内の被害の程度は、他国に比べてかなり軽かったようで
す。詳しくは不明ですが。

ただ、隣のタイには１００万人以上のビルマ人が働いています。被災地タイ南部６県
のビルマ人労働者は約１３万人、うち正式にタイ政府に登録されているのは約６万
人。民主化団体の調べによれば、この地域におけるビルマ人労働者の死者は２５００
‐３０００人、行方不明者５‐７０００人と推計されます。彼等はタイでは差別され
ており、またタイ警察から日常的に嫌がらせを受けている為、緊急時にも救済措置が
とられる事もなく、遺体の引き取りもままならぬ状況です。

ビルマ政府がこのような情報を公表しないのは、ただでさえ不満がたまっている国民
が知れば軍事政権への怒りが爆発する事を恐れているためと言われています。
（ビルマ語ジャーナルvol.5 No.1、及びビルマ市民フォーラム例会での山本宗補氏の
報告による）
詳しくは、http//:www.burmainfo.org/pfb/YamaotoTsunami200502.html参照。

■緊迫するネパール情勢■
2月1日午前10時（日本時間午後13:15）、国王の記者会見が行われ、デウバ首相が辞
任させられ、議会が解散させられました。会見直後に、ネパール国内の通信システム
（電話、携帯電話、ネット等）がすべて止められたもよう。銀行、空港、もすべて封
鎖されました。非常事態宣言も発令されました。サマサマのネパールの取引先とも連
絡がとれなくなりましたが、幸い８日には回復したようです。

今回の措置は、現国王が直接統治により、ネパール国土の４０％を実質的に支配下に
置く「毛沢東派のテロリスト」との前面闘争に踏み切る決意をしたことによります。
今後ネパールは、何が起きてもおかしくない状況が続き、パレスチナ化するか、元の
平和な国に戻るかは予断を許しません。
外務省海外安全ホームページ
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=010#danger

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＃このサマサマニュースは、 サマサマ製品の販売店、協力者、購入者等にお送りい
たしております。送付が不要の方は、ファックスかメールでご連絡下さい。また、過
去のニュースはサマサマのホームページでご覧になれます。　（担当：小吹）
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フェアトレード・サマサマ
有限会社　トモカンパニー
代表　鈴木　誠也
〒658-0015 神戸市東灘区本山南町7-4-18-104
TEL&FAX : 078-453-8611
jafs-samasama@nifty.com
http://homepage2.nifty.com/samasama/
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