年末のご挨拶
２００６年１２月
いつのまにか、年末も押し迫ってまいりました。簡単ですが、今年のサマサマの報告
をさせていただきます。

１）ＮＧＯサマサマ
　１月から２月にかけてサマサマの支援者と一緒に、前年募金を贈ったスリランカの
インド洋津波被災者支援状況の視察に行ってきました。丁度1周年の様々な行事が行
われた直後でしたので、多くの人々に出会い、支援先での作業にも参加しました。ま
た今年も「ビルマ国内の避難民孤児達」への支援には、多くのみなさんのご協力を賜
り、累計で現金約１０３万２千円、古着２１０kgを贈らせていただきました。ありが
とうございます。現在もビルマ国内における状況は、好転していません。来年も続け
て行きたいと思いますので、さらなるご理解、ご支援をお願い申し上げます。詳しく
は、サマサマのホームページの、「NGOサマサマ」の項をご覧下さい。

２）ネットワーク
今年は、フェアトレード団体の集まり『フェアトレードひょうごネット』10団体で、
2つのイベントを開催しました。５月１４日には、「KOBE発フェアトレードディ」と
して神戸の北野工房で大きなフェアーを、１０月２８日には神戸学生青年センター
で、シャプラニールの元代表の斎藤千宏氏をお呼びし、バングラデシュでの取り組み
を紹介いただきました。

３）セミナーと出張講義
上記の共同セミナー以外にサマサマ独自では、９月１６日に神戸空港に出展されてい
るビルマ難民やアフガニスタン、ラオスの人々の支援の活動をご報告いただいた他
に、
一般向
け、学生向けのセミナー//ワークショップを１０ヶ所で開催させていただきました。
中でも、３月と８月に、JICA主催の高校生向けセミナーにも企画から関わり、世界の
困難な問題解決に多くの高校生が取り組み、しっかりしたプレゼンがなされたのに
は、驚きました。日本の将来は明るいようです。

４）イベントへの出店・出展
今年も８０を越えるイベントに出店・出展協力させていただきました。特に毎
月出店していただいている京都の手作り市を筆頭に、主婦や高校生・大学生のボラン
ティアの方々のご協力で、多くの場に「フェアトレード」製品を出していただいた事
で、よりその知名度が広がったように思います。また４月から１２月まで神戸空港に
フェアトレードショップが開設され、サマサマも協力したところ大変好評で、今まで
知られていなかった場でフェアトレードをアピールできたようです。

５）広報
　５月にスタッフの酒井のフェアトレードの取り組みが関西TVで放映され、同じく
５月に神戸新聞でサマサマの１０周年を紹介いただきました。また、読売新聞の地域
情報誌「読売ライフ」９月号では、巻頭カラーでサマサマや上記の神戸空港のお店を
ご紹介いただき、フェアトレードを地元の方々により知って頂く事ができたのではな
いかと思います。
サマサマニュースも号外、増刊含めて２６号を発行、累計１００号を越え、多くの
フェアトレードに関する情報をみなさんにお伝えできたのではないかと思います。

６）今後の取り組み
残念ながら先日お伝えしたように、フェアトレード・サマサマの販売活動は一旦休止
いたします。しかし企業のCSR担当者とお話していると、「フェアトレード（公正な
取引）」への関心は大きくなりつつあり、また実際に取り組んでいる企業も増えてい
ます。武力、暴力を用いない人権擁護の取り組みとして、今後「フェアトレード」は
ますます重要になってきます。その意味で、１０年間続けてきたことで、その啓発に
少しは役立ってきたのではないかと、自負しております。今後も事務局長の小吹を中
心に、その普及に努めて生きたいと考えておりますので、更なるご協力・ご理解のほ
どよろしくお願い申し上げます。

　なお、１月以降の商品の取扱いは、「フェアトレードネット　りん」に引き継いで
まいります。別にご挨拶申し上げますので、サマサマ同様ご支援を賜りますよう、お
願い申し上げます。
　
最後になりましたが、長年のご協力に感謝しつつ、来る２００７年の皆様のご多幸を
お祈りいたします。

フェアトレード・サマサマ（有）トモカンパニー
代表　鈴木　誠也
スタッフ一同
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〒658-0015 神戸市東灘区本山南町7-4-18-104
TEL&FAX : 078-453-8611
jafs-samasama@nifty.com
http://homepage2.nifty.com/samasama/
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上記住所、電話・ＦＡＸも、１２月２７日をもって閉鎖になります。
Eメール、ホームページは存続いたしますので、そちらにお問合せ下さい。