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新サマサマニュース第１３号
２００７年８月１日
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今年のバレンタインデーに「フェアトレード・チョコレート」の旋風を巻き起こした
グループ「チョコレボ」。そのチョコレボがいくつかのスポンサーを得て、今度は
日本で最初の大規模な「フェアトレード・マーケットリサーチ」を行い、その報告会
が東京で開催されました。３万８千人を対象とした調査で、「フェアトレード」の認
知度（出現率）は、２．９％！ しかもそのうち半数強が、この１-２年以内に知っ
たとか。５０％のイギリスに比べるべくもありませんが、まだまだこれからという感
を大きくしました。
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―目次―
□ＷＦＷに緊急送金
□インドネシア・ジャワ島中部地震・災害復興支援への募金報告・追加
□FLO Annual Report2006/07発表
□事務局長の小吹の講演が、神戸新聞に掲載されました
□小吹がドイツ・イギリスに出張します
□フェアトレード出店・出展イベント紹介
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■ＷＦＷに緊急送金■
『カレンの兵士だった娘の夫が殺された。内戦はいつまで続くのだろうか。早く終
わって欲しい』
１９４７年から続く、ビルマ（ミャンマー）の内戦。民主化を目指すビルマ人だけで
なく、多くの少数民族の人々が軍事政権に弾圧され、国内避難民、国外難民となって
迫害されています。サマサマは２００２年から、タイの難民キャンプ出身のＷＦＷと
いう生産者団体の支援をしてきました。さらに、ビルマ国内に止まる孤児たちの支援
も、フェアトレードを越えた、ＮＧＯとして応援してきました。
今回、国境地域での紛争が激しくなり、５ヶ月も国境は閉じたまま。さらに多くの孤
児や難民が発生しました。冒頭の言葉は、サマサマのパートナー、ＷＦＷの代表のデ
イジーさんの言葉です。この問題のやっかいなところは、国際的なＮＧＯの支援が少
なく、しかも報道がないため、日本でもよく知られていないこと。日本の国連大使
も、「まだ世界的に影響を及ぼすに至っていない」と、ビルマ政府に圧力をかけよう
としません。
サマサマではとりあえあず、５万円を送金しました。まだまだ食料・薬等を必要とし
ている子供達がたくさんいます。国際的な支援が行き届かない、この孤児たちへの支
援をお願い致します。
フェアトレード・サマサマ 代表 鈴木 誠也
郵便振替：００９００−１−１８０６７８ 加入者名：ＮＧＯサマサマ
詳しくは、ＮＧＯサマサマへ。http://homepage2.nifty.com/samasama/ngosamasama.
htm
■インドネシア・ジャワ島中部地震・災害復興支援への募金報告・追加■
前号でもお知らせしましたが、2006年5月27日にインドネシア・ジャワ島中部にて発
生した大地震の被災者支援に、地球市民交流基金EARTHIAN（アーシアン）から、追加
で募金をいただきました。
合計で、１０２，５００円のご協力をいただきました。ありがとうございます。
現在、ジャワ島中部のクヌンギドウ県パイプライン建設の拡張工事の要請が村から来
ておりますので、サマサマの提携ＮＧＯ・ＪＡＦＳが、支援継続中です。
■FLO Annual Report2006/07発表■
フェアトレード認証を行っているFLOのウェブサイトでアニュアル・レポートの発表
がありました。
http://www.fairtrade.net/single_view.html?&cHash=39deaaa893&tx_ttnews[backPi
d]=104&tx_ttnews[tt_news]=26
下記よりレポートをダウンロードできます。
http://www.fairtrade.net/uploads/media/FLO_AR_2007_01.pdf
2006年の世界全体のフェアトレード・ラベル商品の市場規模は約2,600億円（1.6
billion Euro）。
前年から41％の伸びとのことです。FLO認証生産組合・農園の数は600近くにまで広が
り、フェアトレード・ラベリング運動により恩恵を受けている生産者数は140万人に
および、その家族を含めれば700万人と推定されます。
詳しくはフェアトレード・スタイル参照：
http://www.fairtrade-net.org/modules/news1/article.php?storyid=66
■事務局長の講演が、神戸新聞に掲載されました■
６月１２日に、サマサマの事務局長小吹が、甲南女子大多文化共生学科の講演会で話
させていただきましたが、地元神戸新聞の取材を受け、阪神版にその模様が掲載され
ました。その記事のまとめ方に多少不満は残りますが、サマサマのＨＰに掲載いたし
ましたので、ご覧下さい。
こちらhttp://homepage2.nifty.com/samasama/kobe070615.htm
■小吹がドイツ・イギリスに出張します■
よく言われることですが、フェアトレードはヨーロッパが一般消費者の認知度も高
く、行政の理解も進んでいます。それは歴史的・宗教的な差異もあるのですが、様々
なＦＴ団体、ＮＧＯ、消費者団体、学生団体などの取り組みも大きく貢献していま
す。今回イギリスでのワークショップへの参加に合わせて、８月６日から２５日まで
ドイツも含めて現地の担当者に会い、意見交換してくる予定です。
結果は１０月２８日神戸で開催されるワークショップで、報告する予定ですので、ご
期待下さい。
■フェアトレード出店・出展イベント紹介■
＊野菜モダン＊
日時：２００７年７月２５日（水）〜８月７日（火）１２時〜２０時
会場：フェアトレード・リエゾン
神戸市東灘区岡本5−2−4
最寄駅：阪急岡本駅北出口線路沿いに東へ3軒目カフェ奥
フェアトレードの衣服に、野菜を描く野菜アーティスト・マリーリーさんの個展で
す。オーガニック・コットンを使ったTシャツに手描き野菜、ネパールのロクタ紙を
使った、紙布の手描きタペストリーを展示。
MarieLee http://www.marielee.jp/
＊カレン草木染の布「もったいないセール」開催！＊
日時：２００７年８月３日（金）１０時〜１８時
８月４日（土）１０時〜１３時
会場：ＰＨＤ協会事務所
地図：http://www.kisweb.ne.jp/phd/005-map/index05.htm
皆さまにご愛顧頂いているカレンの草木染製品を眠らせておくのは「もったいな
い！」ということで、サンプル品や一部の製品をお安くさせて頂きます。是非、この
機会をお見逃しなく！（担当：川原）
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＃このサマサマニュースは、 サマサマ製品の販売店、協力者、購入者、フェアト
レードに関心をお持ちの方にお送りいたしております。送付が不要の方は、メールで
ご連絡下さい。また、過去のニュースはサマサマのホームページでご覧になれます。
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フェアトレード・サマサマ
事務局長 小吹岳志
〒564-0051 吹田市豊津町43-27
jafs-samasama@nifty.com
http://homepage2.nifty.com/samasama/
フェアトレードひょうごネット
http://fthyogonet.hp.infoseek.co.jp/
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