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新サマサマニュース第２１号
２００７年１２月１４日
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今年多く発覚した食品偽装。しかしだますのはともかく、賞味期限が過ぎたから即捨
てるのはもったいないと、多くの人が思っておられるのではないでしょうか。農水省
がまとめた食品廃棄物の再生利用実態調査によると、2006年度の食品製造業、外食産
業等から排出される廃棄物の年間発生量は1,135万2千トンで、単純計算で一日あたり
31,100トン以上の食品が捨てられています。欧米では、レストラン、卸売業者、販売
業者、小売業者などの余剰食品を、生活困窮者につなぐ活動が根付いています。最近
では、日本でも生活困窮者の増加を受け、NPO法人のセカンド・ハーベスト・ジャパ
ンhttp://www.secondharvestjapan.org/index.php/jpn_home は関東で、フードバン
ク関西http://foodbankkansai.web.infoseek.co.jp/は関西で、それぞれ食事提供を
必要とする人々のための活動をしています。（参考：エコほっとラインかわら版）
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―目次―
□障害者が働く喫茶店でフェアトレード・コーヒーを
□バングラデシュのノクシカタカードが追加入荷しました
□１００万人のキャンドルナイト
□「いのちの食べかた」（12/15公開）
□ワンワールド・フェスティバル、ボランティア募集中
□ＮＰＯジャーナル１９号にイギリスのフェアトレード事情を掲載
□１１月３０日民博シンポについて
□フェアトレードひょうごネット関係のイベント紹介
□フェアトレード出店・出展イベント紹介
□フェアトレード関係セミナー案内
□他団体のイベント紹介
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サマサマの「ビルマ避難民孤児緊急支援のお願い」継続しています。
http://homepage2.nifty.com/samasama/index.htm
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■障害者が働く喫茶店でフェアトレード・コーヒーを■
重度障害者療護施設「はんしん自立の家」（宝塚市美幸町）は、地域にふれあいの場
を設けようと、施設の近くに小規模作業所を兼ねた喫茶ルームをオープンしました。
中米・グアテマラで有機栽培された豆をフェアトレードで仕入れ、店内の壁には、ア
フガニスタンの孤児が描いた絵画を展示。同施設が保管していたクラシックレコード
全集を店内で聴けるなど、こだわり満載の喫茶ルームです。
詳しくは、http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0000765185.shtml
■バングラデシュのノクシカタカードが追加入荷しました■
遅れていたバングラデシュから毎年好評のノクシカタのカードが、追加で入って来ま
した。今年はみみずく舎が取り扱います。一枚一枚違う、手作りのカー
ドを、あなたの大切な人にお送り下さい。カードの詳細については、下記サマサマの
ＨＰに掲載されています。
みみずく舎 http://mimizuku.cc/index.html
カードの内容 http://homepage2.nifty.com/samasama/shop/index11.htm
■１００万人のキャンドルナイト ■
冬至の夜に電気を消して、ロウソクの光で過ごしてみる。それだけでなんだか少し世
界が違って見えませんか？「1ヶ月に1基ずつ原子力発電所を建設する」という米ブッ
シュ大統領の政策に反対する「カナダの自主停電運動」をヒントに、2003年からナマ
ケモノ倶楽部が始めた、夏至と冬至のキャンドルナイト。今年も全国で冬至まで多く
のイベントが開催され、１００万人をはるかに超える人たちが参加しています。
詳しくは、http://www.candle-night.org/home.html
■「いのちの食べかた」（12/15公開）■
話題の映画「いのちの食べかた」がいよいよ関西・第七劇場（七芸）でも公開です。
私たち日本人が１年間に食べるお肉（牛・豚・鳥）は約300万トン。世界中の人の食
を担うため、野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生
産・処理されます。すでに見た人によれば、日本人とまったく違う観点からの取り上
げ方に圧倒されるとのこと。
七芸ではこの後も、遺伝子組み換え作物を取り上げた「食の未来」や、雪印を告発し
て倒産を余儀なくされた西宮冷蔵のハダカの城」など、（食）に関するドキュメンタ
リーが続きます。
詳しくは、http://www.nanagei.com/
■ワンワールド・フェスティバル、当日ボランティア募集中■
来年２月２日３日に開催される、関西最大のＮＰＯ／ＮＧＯの祭典、「ワンワール
ド・フェスティバル」。本日実行委員会が開催され、プログラム、タイムテーブルが
大体確定しました。ただ当日お手伝いいただくボランティアの数が、まだまだ不足し
ています。実施されるプログラムのお手伝いや、フェスティバル全体の案内、進行な
ど運営に多くの方の力が人が必要になります。もちろん一日中裏方に徹するのではな
く、交代でプログラムに参加していただくこともできます。
詳しくは、http://www.interpeople.or.jp/owf.htmlまで。
■ＮＰＯジャーナル１９号にイギリスのフェアトレード事情を掲載■
現在発売中の「ＮＰＯジャーナル１９号」（関西国際交流団体協議会発行）に、小吹
の「イギリスのフェアトレード事情の視察報告」が掲載されています。字数の関係で
大分削ったのですが、イギリスのフェアトレードタウンの現状と、今後の日本のフェ
アトレードについて書いています。ご笑覧下さい。
■１１月３０日民博シンポについて■
前号でお知らせした、民博３０周年記念シンポ「国際開発協力へのまなざし：実践と
フィールドワーク」。フェアトレードを開発の観点から論ずると言う画期的なもので
４００人を越える人が集まりました。しかしＮＧＯ、民博の研究者はともかく、ＪＢ
Ｃの方は相変わらずマクロの観点から述べるのみ、世銀の方は需要と供給で決まる価
格がフェアな価格という立場を主張されるだけで、両者の溝の深さを確認しただけに
終わりました。また取材した神戸新聞の記者は、どうも違う観点に興味を持たれたよ
うです。
神戸新聞ＮＥＷＳ http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0000769403.shtml
■フェアトレードひょうごネット関係のイベント紹介■
＊ティンガティンガ展＊
日時：２００７年１１月２０日（火）〜１２月２４日(月・祝)
場所：みみずく舎
最寄り駅：阪神西元町駅より徒歩30秒。
JR神戸駅、阪急花隈駅、高速神戸駅、地下鉄みなと元町駅からいずれも
徒歩数分。
地図：http://www.kobekec.net/otoiawase.htm
バングラデシュのノクシカタ・クリスマスカードをはじめ、クリスマス・グッズが並
びます。
みみずく舎ではボランティア募集中です。
詳しくは、みみずくブログ http://news.mimizuku.cc/
＊G・houseのアクセサリー展＊
日時：２００７年１２月７日（金）〜１９日(水）
会場：神戸市東灘区岡本5−2−4 リエゾン・アートスペース
(木曜定休、12時から20時）
最寄駅：阪急岡本駅北口改札すぐ
Ｇ・house(じー・はうす)が扱うタイの手作りアクセサリー（フェアトレード）は、
自分の好みでいろいろアレンジできます。
http://homepage2.nifty.com/ft-liaison/framepage1.htm
詳しくは、リエゾンhttp://homepage2.nifty.com/ft-liaison/参照。
＊クリスマスセール＊
日時：２００７年１１月２０日〜１２月２６日（水）
場所：フェアトレードショップ「ゆう」
大阪府大阪市中央区大手前1-3-49 ドーンセンター1階
最寄駅：地下鉄谷町線天満橋駅下車 徒歩6分
平日：午前10時から午後7時
土・日：午前 10時から午後5時30分
定休日：月曜日・第5日曜日およびドーンセンター休館日
＊国際エンゼル協会＊
関西各地で、チャリティバザーとバングラデシュ・フェアを開催されています。
詳しくは、http://www.angel-ngo.gr.jp/events/2007/10/01/post_9.html
■フェアトレード出店・出展イベント紹介■
＊ウィンターアースデイ＊
日時：２００７年１２月１６日（日） 11:00〜17:00
会場：クレオ大阪中央
地図：http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/
トークセッションやボディワーク、ライブ、オーガニック野菜市、ナチュラルフー
ド・グッズのマーケットなどがあり、一日中楽しめる催しです。雑貨りんやＡＫＡＹ
ユース、MarieLeeなども出展します。
詳しくは、http://tennensyugi.org/lwe/event/we07/winterearthday07.html#gaiyou
■フェアトレード関係セミナー・報告会案内■
＊「参加型で考える」環境と国際協力＊
テーマ「フェアトレードタウンを進めよう」
日時：２００７年１２月１５日（土） 13：30〜16：00
会場：フェアトレードショップオゾン2階
（名古屋市東区東大曽根町40-6、JR大曽根南口下車1分）
行き方：http://www.cdic.jp/access.html
参加費： 500円
講師：小吹岳志（フェアトレード・サマサマ事務局長）
申込先： 地域国際活動研究センター (連絡責任者)杉本正次）
電話： （052）935−7126 FAX： （052）935−7126
メールアドレス news＠cdic.jp
URL www.cdic.jp
共催：なごや環境大学共育講座
■他団体のイベント紹介■
＊小さな国 エクアドルの大きな挑戦
ー債務と貧困からの脱出のために＊
〜エリック・トゥーサンさんとセサル・サコットさんを迎えて〜＊
日時：２００７年１２月１７日(月） 午後６時〜８時４０分
場所：大阪市立大学文化交流センター
大阪府大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第二ビル6階
最寄駅：JR大阪駅・各線梅田駅から徒歩5分
地図：http://www.osaka-cu.ac.jp/information/access.html#umeda
参加費：資料代1,000円
定員：100名
主催：「小さな国 エクアドルの大きな挑戦」実行委員会
共催：大阪市立大学大学院創造都市研究科都市共生社会研究分野
申込：事前申込不要
問合せ先：ATTAC関西グループ 電話：06-6474-1167（喜多幡）
Eメールアドレス：kitahata@ss.iij4u.or.jp
エクアドルは多様で豊かな自然に恵まれながらも、国民の4人に1人が極貧状況、
不完全失業率40％に及び、何十万人もの人々が国を離れ、遠く米国やヨーロッ
パに出稼ぎに行く状況です。その状況を生み出しているのが債務問題です。
日本はこのエクアドルの債務の相手国、第3位の国です。彼等の貧困の上に私
達の生活が成り立っていると言っても過言ではありません。そこで今回は債務
問題に詳しい「世界の貧困をなくすための５０の質問 〜途上国債務と私たち」の著
者 エリック・トゥーサンさんと、エクアドルの
活動家、セサル・サコットさん、エリックさんの著書を翻訳されたジュビリ一
九州の大倉純子さんをお招きし、現地の生の声をお伺いします。
なぜ途上国が債務漬けになったのか、なぜ返す事が出来ないのか、はじめに債
務問題についての初歩的なレクチャーを行います。
関連ＨＰ：http://attac.jp/Ecuador2007/
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フェアトレード・サマサマ
事務局長 小吹岳志
〒564-0051 吹田市豊津町43-27
jafs-samasama@nifty.com
http://homepage2.nifty.com/samasama/
フェアトレードひょうごネット
http://fthyogonet.hp.infoseek.co.jp/
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